一部の聴覚障がい者は必須のワイドミラー、これはワイドすぎる?『Worldview Mirror』

運転席からの風景

車のルームミラーにかぶせる、ワイドミラー。

一部の人をのぞき、ワイドミラーを取り付けるのは自由です。運転しやすくて便利と言う人もいれば、しばらく使ったけど取り外したと言う人も。

ワイドミラーは平面・曲面などいろいろありますが、幅は270mm前後、大きくて300mmぐらいでしょうか。

この間、クラウドファンディングサイト Kickstarterにこんなワイドミラーが登場しました。

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46インチ幅のワイドミラー「Worldview Mirror」

アメリカの SharmaTech LLC. が開発したワイドミラーは、幅がなんと 46インチ(約1,168mm)! 車体幅いっぱいという感じです。

もちろん、いたずらに大きくしたのではなく、事故を減らすため。後ろや斜め後方だけでなく、真横にあたる前部座席の側面ウィンドウも見えるとか。前を向いているだけで死角はほぼ無いと言っていいかも。

車の中の同乗者も見えるので、聴覚障がい者は後ろを振り向かずに会話できそうです。

Worldview Mirrorはルームミラーにかぶせるのではなく、フロントウィンドウにくっつけて取り付けることになります。

デザイン的にダサくなく、高級車の車内も違和感なさそうですね。

サンバイザーがジャマにならず、前方の視界も狭くならないそうですが、後ろの車のライトの眩しさはどうなのでしょうか。

ところで、聴覚障がい者の運転免許条件は?

日本では、ワイドミラーは一部の聴覚障がい者に義務づけられています。

身体障害者手帳で「聴覚障害」と認定されていても、運転免許では別の話になります。
具体的には、

補聴器なしでクラクションが聞こえる人は、健常者と同じ扱い。運転免許証にも特に条件は記載されません。

補聴器をつけたらクラクションが聞こえる人は、車を運転する時は補聴器を必ず装用しなければなりません。「眼鏡等」と同じような条件ですね。

補聴器をつけてもクラクションが聞こえない人は、ワイドミラー使用と聴覚障害者標識の表示が義務づけられます。

「クラクションが聞こえる」とは厳密には、10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえるかどうかということです。

ワイドミラーの規格は?

特に具体的な大きさは決まってないそうです。

ワイドミラーについては、運転席から、後面ガラスを通して後方を確認でき、運転席より後方の側面ガラスを通して斜め後方を確認できるものが目安です。
(引用:聴覚に障がいのある方の運転免許取得等について | 山形県

聴覚障害者マーク(標識)のこと

四つ葉の身体障害者マークや高齢運転者マークと同様、聴覚障害者マークのある車に幅寄せや割込みをすると道交法違反になります。

また、

「聴覚障害者標識」を表示した自動車を発見したときは、警音器を鳴らしても相手が危険を認知できない可能性がありますので、漫然と運転をしないで、必要に応じて徐行や減速などをしましょう。
(引用:聴覚障害がある人の運転免許 | 北海道警察

救急車も赤信号の交差点では必ず徐行しています。車内で大音響の音楽でも鳴らしているのか、救急車が近づいても交差点を渡る車がありますしね。

Source:
Vision-Enhancing Car Mirrors | Trend Hunter
The WorldView Mirror | Kickstarter

(Top photo courtesy of Pixabay)

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