スタンディング車いすは、いろいろなメーカーから販売されていて日本でも取り扱っているところがあります。立位状態に切り替えることができる車いすです。使用するときは前のめりに落ちるのを防ぐために脚部などを固定します。
"立ち上がる"ことで、高いところのものが取れるなど出来ることが増えるのはもちろん、おしりの痛みが減ったり血液の循環が良くなったりと健康的にも良いそうです。
今日ご紹介するのは、セグウェイタイプのスタンディング車いすです。
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倒立振子制御のスタンディング車いす「Gyrolift」
セグウェイタイプの座位姿勢の車いすは海外ではすでにいくつかあり、一般的な電動車いすと比べ、小回りがきく、ちょっとした段差や悪路も走行できるといったメリットがあります。
これらのメリットを生かしつつ、走行中も立位状態に切り替えることができるようにしたのが「Gyrolift」です。フランスのヴェルサイユ・システム技術研究所(LISV)内で産学連携のプロジェクトチームとして開発されています。
今までのスタンディング車いすと比べるとコンパクトであり、動画を見ていただけると分かりますが、普通にセグウェイに乗っているような感じです。
(Top photo courtesy of Pixabay)