手が不自由な人は押しボタンやナースコールのようなスイッチでパソコンを操作することがあります。スイッチの形や種類もいろいろです。
スイッチはたいていミニプラグ端子なので、パソコンと接続するときはスイッチインターフェース機器でUSB変換します。スイッチの on/off 信号を spaceキーやマウスクリックなどのコードにエミュレーションしてパソコンに送信するものもあります。
(参考)
いろいろなAACスィッチの紹介 その2 | Voice4u
自作スイッチと電子おもちゃ – 作業療法士 まーぶる
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どんなものも入力ボタンになるスイッチインターフェース『Makey Makey GO』
まずはこちらの動画をどうぞ。
「バナナでピアノ」「顔面パイでセルフィー」と次々と面白いことを披露してくれています。キーボードやマウスが苦手な子もこれなら興味を示すかもしれませんね。電気を通すものであれば、どんなものも入力スイッチになります。
以前も見たことがあるなと思って調べ直したら、同じ「Makey Makey」でした。従来製品は「Makey Makey Classic」と呼ぶそうですが、日本でもネットショップで取り扱っています。
「Makey Makey GO」は Classicよりもシンプルかつ安く価格設定した製品になるようですね。
ボード型だったClassicが、GOではUSBスティック型に。わにクリップの差込口は Classicでは表面裏面で計18箇所だったのが、GOでは1箇所のみです。
Classicでは差込口によって spaceキー/矢印キー/マウスクリックなどのエミュレーションコードが異なりましたが、GOでは歯車マークのボタンを押すごとにコードを切り替えるようです。
2015年11月に出荷開始予定。クラウドファンディングサイト Kickstarterでは何と1時間で目標額に達したそうですよ。
Enterキーを強く叩く癖がある人、ゼリーにクリップを挿して使ってみてはいかが?
- Source:
- Smaller, Slicker Makey Makey Go Launches For $19 | Make:
- Makey Makey GO: Invent Everywhere, Invent Now! by Jay Silver | Kickstarter
(Top photo courtesy of Pixabay)