アメリカに「Access-A-Ride」という、高齢者や身障者のための相乗り移送サービスがあります。
NY市のMTAが行っている移送サービスで、身体障害などにより、地下鉄やバスを利用できない方専用バスで、ドア・ツー・ドアのサービスを行っています。他の方とのシェアでの利用となるため、頼んでいた時間通りにこない、もしくは到着しないことがあるので、ご注意ください。
(引用元:邦人・日系人 高齢者問題協議会)
ちなみに、MTAとはニューヨーク州都市交通局(Metropolitan Transportation Authority)。Access-A-Rideはニューヨークに限らず他の都市でもあるそうで、ワゴンやセダン車も走っています。
相乗りバスだとどうしても予約した時間に来なかったりするが、身体の弱い人が暑い時や寒い時に屋外で待つのは苦痛です。
今日ご紹介するのは、バスの運行状況がわかるスマホアプリです。
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モバイルアプリ「Alert-A-Ride」
Access-A-Ride利用者のためのプロトタイプ・アプリ。ハイヤー配車アプリ Uberのように、GPS機能により予約手配したバスが今どこを走っているか知らせてくれます。
スマホ画面は見やすいように黒背景。また、バスが近づいてきたら SMSかEメールで知らせてくれ、予約キャンセルすることもできるそうです。
開発したのは、ニューヨークの School of Visual Arts (SVA) の Meghan Lazierさん。Design for Social Innovationを学んでいる学生さんです。
論文発表の様子はこちら。
10分近くあり長いですが、ご興味ある方はどうぞ。
- Source:
- Student Develops An App That’s Like Uber For Disabled People | Co.Design | Fast Company
- Alert-A-Ride | MFA Design for Social Innovation
(Top photo courtesy of Pixabay)