実を言うと、車いすユーザーが犬の散歩をしているところを見かけたことがありません。親子らしき2人、車いすのお父さんと犬を連れた子どもはあるが、車いすの人が犬のリードを持っているところは見たことないですね。
だから、クラウドファンディングサイト Kickstarterに「車いすのための犬の散歩用の取付具」が登場した時、今までどんな不便があったのか想像がつかず、ちょっと気になりました。
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車いすのための犬の散歩用グッズ「Orochi sciLeash」
車いすユーザー自身が開発した、犬の散歩用の取付具。物干し竿みたいなポールを車いすのフレームに縦に取り付け、巻取り式リードを頭上にひっかけておくことで、手ぶらにします。
開発のきっかけは、リード(リーシュ)が車輪とハンドリムの間に絡まってしまうこと。また、リードを手に持っていると、ベテランの車いすユーザーでも真っ直ぐに進めないのだそうです。
Orochi sciLeashを取り付ければ、犬が車いすの周りをぐるぐる歩いてもリードが絡まず大丈夫。2匹の犬を連れての散歩も問題ありません。
犬に引っ張られすぎて車いすが転倒しそうになった時は、リードをすぐに切り離すこともできるそうです。
画像や動画は、Kickstarterサイトをご覧になってください。Orochi sciLeashがある時とない時とで快適さが違うのが分かります。
カメラ三脚「Orochi MobileMount」
車いすで写真を楽しみたいときは、こちらの「Orochi MobileMount」。車いすに取り付けられるカメラ三脚です。アームを自由に動かせるので、カメラポジショニングも楽になります。
カメラだけでなく、スマートフォンやタブレットを取り付けて外へ出かけることもできます。
ところで犬の散歩の話だが、糞の処理はどうしているのでしょうか? 犬の糞が入った袋を膝の上に載せて持ち帰るのでしょうか。
- Source:
- Orochi – Dog-Walking & Photography Solutions for Wheelchairs by Brian Nguyen | Kickstarter
- Wheelchair-Equipped Dog Leashes | trendhunter
(Top photo courtesy of Pixabay)