顔認識で家族の名前を言ってくれる、アルツハイマー病など認知症のためのアプリ『Memory Recaller』

記憶障害により新しいことから忘れてしまう認知症。

本人も物忘れが進むことに不安と恐怖心を感じ、いらだったり落ち込んだりします。また、なんとか取り繕おうとして周りとギクシャクしてしまうこともあります。

特に家族や親しい人の名前を忘れてしまうというのは、映画や小説にたびたび描かれるようにショックな出来事です。

今回ご紹介するのは、大切な人の名前を思い出させてくれる初期の認知症の人のためのスマホアプリです。

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顔認識システムを利用した認知症のためのアプリ「Samsung Memory Recaller」

スマートフォンのカメラと顔認識システムで相手の名前を教えてくれるアプリです。使い方は、

  1. 相手の写真、名前、間柄をあらかじめ登録
  2. スマートフォンをシャツのポケットなどに入れ、カメラを前に向けておく
  3. アプリが相手の顔を検出すると、名前や間柄をイヤホンを通して伝えてくれる

プロモーション動画はこちら。

認知症の人の自尊心を傷つけない

このアプリの良いところは、"こっそりと" "すぐに"相手の名前を教えてくれることでしょうか。

もちろん家族はアプリのことを知っているでしょうが、それでも何事もなかったかのように振る舞えるというのは、本人の自尊心を傷つけずにすみます。

昔の写真

動画では昔の写真が次々と出てきますが、昔話を語ってもらうことは認知症の進行を遅らせる効果があります。LICOPALでは過去にこんな記事を書いています。

昔の写真や音楽で認知症の人とコミュニケーションがとれるiPadアプリ『GreyMatters』

認知症の症状が進めば、「Memory Recaller」アプリが使えない時が来るかもしれません。それでもこのアプリは、初期の認知症の人の孤独感を減らすのに役立つものになるのではないでしょうか。

Source:
Samsung Memory Recaller on Vimeo

(Top image courtesy of Pixabay)

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