泉谷しげるの被災者支援ゲリラライブのキャッチフレーズ
「お前ら募金しろ!」
募金は、広告と同じで、人の目を引くことも大事だったりします。
マラソンランナー選びから番宣が始まる「24時間テレビ」、著名人が次々と氷水をかぶる「アイス・バケツ・チャレンジ」も多くの募金が集まりました。
今日ご紹介する募金サイトもなかなかユニークです。
目次
スポンサーリンク
疑似体験しながらネット募金「Eye Click Donation for ALS」
手を使わずに、擬似的に視線入力を体験しながら募金を行うサイト。
Webカメラで目の位置を検出し、眼球でなく頭を動かすことでマウスカーソルを移動させます。目をつぶるとクリックになります。
ALS患者の意思伝達
重度のALS患者さんはキーボードやマウス、音声入力さえも難しくなります。
そこで、介助者に透明文字盤を持ってもらい目の動きで言葉を伝えたり、こめかみなど僅かに動く部位にセンサースイッチを貼ってスキャン入力でパソコン操作したりします。視線入力を使う人もいます。
スキャン入力は、Windowsの「スクリーンキーボード」でも疑似体験できます。[キーをスキャンする]を選ぶとスペースキーだけで文字入力を行えます。
入力にスクリーン キーボード (OSK) を使用する – Windows ヘルプ
無料のクリック募金サイト「gooddo」
「Eye Click Donation for ALS」はALS協会が実施しているので信頼できますが、なかには不安な募金サイトもあります。
「gooddo」はその点、懐を痛めず安心です。自分が応援したいNPO/NGOを企業が代わりに支援金を送ってくれます。
ALSは認知度があがってきましたが、他にも支援が必要な難病が多くあります。ささやかながらも、このような募金サイトを通じて希少難病を支援していければと思っています。
(Top photo courtesy of Pixabay)