重度肢体不自由者も障がい者支援ソフトがあればパソコンを操作できます。
しかし、パソコンが立ち上がっていないと障がい者支援ソフトは使えないので、電源ボタンは看護師さんや介助者さんに押してもらうという人が多いです。
今日ご紹介する製品があれば、重度障がい者も毎朝パソコンを起動できるようになるかもしれません。
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遠隔操作でボタンやスイッチを押す『Microbot Push』
韓国の Naran 社が開発中のロボットフィンガー「Microbot Push」。大きさは1インチほどで、パソコンの電源ボタンや照明スイッチなどに取り付けてスマートフォンからBluetoothで操作すると、人間の代わりに Microbot Pushがボタンを押してくれます。
また Microbot Pushを自動操作するためのサーバーコンピューター「Prota」も開発中で、起床時間になったらエスプレッソマシンのスイッチを入れる、暑い時には扇風機を自動的に回すといった使い方も考えられています。
イメージ動画はこちら(via The Red Ferret Journal)
非常にシンプルなロボットフィンガーですが、電気スタンドなどリモコンのない家電も結構あるので、使い方によっては非常に役立つかもしれません。
Microbot Pushは、2015年11月にクラウドファンディングサイト Kickstarterに登場予定だそうです。
(Top photo courtesy of Pixabay)