お茶の入れ間違いをなくす、脳卒中リハビリにセンサー付きコースター

お茶をいれているシーン

脳卒中などによる高次脳機能障害に観念失行があります。個々の道具は何に使うのかは分かっているのだが、一連の動作において道具や手順を間違えたりする症状です。

例えばお茶をいれる時、お茶葉を入れずにお湯を注いだり、急須でなく湯呑みにお茶葉を入れてしまったりします。

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最先端のリハビリ技術、センサー付きコースター

バーミンガム大学で研究中のリハビリ技術。コップや水差しの底にセンサー付きのコースターが取り付けられていて、持ち上げたり傾けたりするとデータが送信されます。リハビリ中、お茶を入れる順序が違えば患者にもすぐに通知されます。

作業療法士(OT)がいなくても家で反復練習を行うことができ、その時のデータをOTが確認できるようにもなるそうです。

在宅リハビリはまじめに取り組んだつもりでも間違っていることがありますが、このリハビリツールならOTがちゃんと評価してくれるので良いシステムだと思います。

Source:
Surviving strokes: University of Birmingham leading research into cutting edge rehab technology | euronews, futuris

(Top photo courtesy of Pixabay)

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