シニアのためのスマートウォッチ「Kanega watch」がクラウドファンディングのキックスターターに登場しました。
一人暮らしや認知症の人のための機能がいくつかありながらも、使う人のことをよく考えられたデザインとなっています。
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「Kanega watch」
Kanega watchは、時計以外の用途として、
- 家への道に迷った時に方向を案内してくれる
- 転倒を自動感知したり、簡単な緊急コールでオペレーターを呼び出せる
- 薬の時間になると教えてくれる
といった使い方があり、通話やWi-Fi、GPS、音声認識、9軸ジャイロスコープなど備わっています。
また、このスマートウォッチはシニアのためによくデザインされています。
- 見た目は昔ながらの腕時計である
- スマートフォンは不要
- ボタン類が一切ない
- 音声による操作のみ。補聴器と連携することもできる
非常にシンプルながらも、いざという時にはちゃんと役立ちそうです。
動画では、腕時計に対して「フレッド・アステア」と呼びかけることで動作するようです。特に認知症の場合、昔の俳優の名前だと忘れにくいかもしれませんね。
また毎日の薬の時間のときに操作に慣れているので、気分が悪くなったときでも「フレッド・アステア」と声かけてオペレーターを呼び出しできそうです。
日本でも緊急通報ペンダントがありますが、いざという時にボタンを押すことを忘れるかもしれません。またデザインが野暮ったいので利用したくないというシニアもいます。
Kanega watchは見た目、普通の腕時計なので、常に腕にはめていても恥ずかしくないのではないでしょうか。
しかも防水仕様で、バッテリーの持ちも良いようです。
製品化が楽しみです。
(Top photo courtesy of Pixabay)