スマホやタブレットのスクリーンキーボードは触感がないため、キーをいちいち目で確認してタイピングする必要があります。
特に全盲の人は、音声入力か外部キーボードによる文字入力となるため、タブレットを持ち歩く人は少ないです。
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「iBrailler Notes」
英語かつ6点入力用ですが、「iBrailler Notes」は視覚障がい者も外部キーボードなしで文字入力できるかもしれません。
通常のスクリーンキーボードは画面に表示されたキーに指をタップしますが、iBrailler Notesは10本の指を置いたところが 動的に 6点入力のキーボードキーとなります。大人だけでなく子どもの手の大きさでも使えます。
実際の操作方法はこちらのリンク先をご覧ください。
Braille App For Ipad – How to Use iBrailler [リンク切れ]
6点入力キーボードだから実現できたアイデアと言えそうですね。QWERYキーボードでは難しいと思います。
6点入力は指の動きやタイピングミスが少ないので、慣れればローマ字入力よりも速いです。英語点字の場合、例えば「you」は「⠽ ⠕ ⠥」と3つの点字が必要ですが、2級点字(Grade 2)だと「⠽」の1文字だけというように省略形が使えるので、よりタイピングが速くなります。
iBrailler Notesの他の機能としては、タッチジェスチャーによりテキストの読み上げやコピペなども行えます。
現在はiPad版のみですが、Android版もリリース予定だそうです。
[2016/6/7 追記]
Source記事がリンク切れのため、代わりに WonderBaby.orgからの動画を共有しました。
- Source:
A Notetaker App for The IPad – Braille App – for Visualy Impared[リンク切れ]
(Top photo courtesy of Pixabay)