当ブログでも「Wheelchair Problems(車いすユーザーが困っていること)」で取り上げてみましたが、坂を登ったり芝生の上を通ったりするのは、ほんとにしんどいです。ホテルのふかふかのカーペットも漕ぎにくいことがあります。
電動アシスト自転車の技術を使った、ヤマハ発動機の「車いす用電動アシストユニット JWX-2」を取り付ければ、車いすのハンドリム操作もかなり軽くなります。
車いす用電動アシストというと、ハンドバイクを前面に取り付けるものなどいろいろありますが、今日ご紹介する製品は JWX-2と同様、手動車いすの操作方法そのままです。
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車いす用電動アシストユニット「SmartDrive」
Max Mobility社が開発した車いす用電動アシスト装置。日本ではアクセスインターナショナルさんが取り扱っています。
パワーアシストにより、ハンドリムを漕いだ後のスピードをそのまま維持して進んでくれるので、登り坂やカーペットの上を走るときも漕ぎ続ける必要はありません。
ヤマハのJWX-2は後輪を取り替えて装着するタイプですが、SmartDriveは後輪の間にモーター付きの車輪を取り付けるイメージになります。
新モデル「SmartDrive MX2」
MX2では モーションセンサーが内蔵されたワイヤレス・リストバンドが追加され、これを使ってパワーアシストをON/OFFできるようになりました。例えば走行中にハンドリムを叩くとパワーアシストが停止するので、操作がより直感的になったといえるかもしれません。
また、バッテリーユニットとドライブユニットが一体化されて軽量になり、雨の日や水たまりもOKだそうです。
プロモーション動画はこちら。
ドリンクを片手に持ちながら街ぶらするシーン、これをやってみたいと思っている車いすユーザーがいらっしゃるかもしれませんね。一瞬だけど、歩きスマホもあったような。これはお勧めできないけど・・・。
- Source:
- SmartDrive MX2 | Max Mobility
(Top photo courtesy of Pixabay)