「ぶつからないクルマ」というキャッチフレーズで広く知れ渡るようになった自動ブレーキ機能。
障害物を検知して衝突を回避する技術は、自動車だけでなく スマートベスト「Eyeronman」のように視覚障がい者の移動支援にも使われたりしています。
フォルクスワーゲン・オランダ社が自動車の最新技術を使ったベビーカーを試作したようですが、果たして出来栄えはどうでしょうか?
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自動ブレーキ&ACCアダプティブクルーズコントロール機能付きベビーカー「Volkswagen Stroller」
試作品開発のきっかけは、オランダで流れたフォルクスワーゲンのCM。その中のワンシーンに「ベビーカーに自動ブレーキ機能は付いてないの?」という冗談話があるのですが、Facebook上で「こんなベビーカーがあればいいね」とコメントが付いたそうです。
これにフォルクスワーゲンのエンジニアが反応し、自動ブレーキ機能付きのベビーカーを試作。次いでにゴルフ車に搭載されているACCアダプティブ・クルーズ・コントロール機能も組み込んでしまいます。前を走る車との車間距離を一定に保ちながら追従走行する機能です。
テストユーザーがベビーカーを出して散歩している様子がこちらの動画(英語字幕付き)
ACCアダプティブクルーズコントロールによって父親と一定の距離を取りながらどこまでも付いて行き、しかもよその子どもが飛び出してきても自動ブレーキが働いてぶつからない。なんだかすごすぎますね。
このベビーカー、少なくとも本物の赤ちゃんは乗ってなさそうですが、果たして真偽はいかに?
(Top photo courtesy of Pixabay)