真っ暗闇のエンターテイメント施設でのナビゲーション・デバイス『Animotus』

羅針盤

真っ暗闇のエンターテイメントと言えば、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」が有名ですね。光が全くない空間に放り込まれますが、視覚障がいのアテンドスタッフがナビゲートしてくれます。

ロンドンには「Flatland」というパイロット版のエンターテイメントシアターがあって、観客は自力で暗闇の中を進んでいくそうです。

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Flatlandのナビゲーション・デバイス「Animotus」

Flatlandで観客に渡されるのが、イヤホンとキューブ型のデバイス「Animotus」。音声ガイドと触覚デバイスを頼りに、真っ暗闇の空間を進みます。

Animotusは羅針盤の役割をもつ触覚ロボットキューブで、エンボス加工の矢印マークがある面が動くことによって、観客はどちらの方向へ進めばよいのか分かるようになっています。

観客の位置情報は、UbisenseのUWB無線通信技術などを利用しているそうです。

動画はこちら。

Animotusはエンターテイメント施設用ですが、視覚障がい者のナビゲーションデバイスとして今後の参考になるかもしれませんね。

Source:
Flatland

(Top photo courtesy of Pixabay)

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