キリストの復活祭に作られるイースターエッグ。その卵を探すゲームがエッグハント。大人たちが隠しておいた卵を見つけるとご褒美がもらえるので、子どもたちにとって楽しみなイベントです。
ところで、目の不自由な子どもたちはエッグハントに参加できないのでしょうか?
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「Beeping Easter Egg」
実は、音が鳴るイースターエッグは日本でも数年前から知られていました。リハビリセンターなど一部の人だけだったのかもしれませんが。
ところが、最近なぜだかABCやFOXニュースなど「Beeping Easter Egg」を取り上げるメディアが増えています。
Beeping Easter Egg は2005年、視覚障害のある娘に(誰かが手助けするのではなく)自分でイースターエッグを見つけさせたいと思ったのがきっかけだそうです。
技術者でもある父が電子回路の知識を活かして作ったのが、音が鳴るプラスティック製の卵。材料はトグルスイッチ、ピエゾブザー、9ボルトの電池、バッテリークリップ。ネットに作り方が公開されています。現在は、the International Association of Bomb Technicians & Investigators (IABTI) が資金提供および無料で配布しているようです。
※(2015/12/14追記)当初シェアしていた動画は削除されたようで、当ブログからも外しました。
日頃楽しみが少ない子どもたちにとって、エッグハントは本当に嬉しいイベントでしょうね。春の日差しを浴びながら芝生の上のイースターエッグを一生懸命に探しまわっている様子を見て、そう感じました。
- Source:
- Special device helps blind children enjoy Easter egg hunt | Fox News
- Beeping Easter Eggs Give Visually Impaired Kids the Thrill of the Hunt – ABC News
(Top photo courtesy of Pixabay)