視覚障がい者の正面や上方の障害物を検知するウェアラブルクリップ『BuzzClip』

視力や視野に障がいがある方が街中を歩く時、白杖を持っていても、街路樹の枝や吊り看板に頭をぶつけてしまうことがあります。ワゴン車の後部ハッチバックが開いているところへ、ぶつかって怪我をしたという話もあるそうです。

この問題を技術の面から解決するため、足元だけでなく正面や上方の障害物も検知するデバイスがいろいろと開発されています。日本では超音波センサー付きの視覚障がい者用白杖「スマート電子白杖」が有名なところでしょうか。

白杖以外ではスマートベスト「Eyeronman」がありますが、今日ご紹介するのはクリップ型のデバイスです。

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視覚障がい者歩行支援デバイス「BuzzClip」

カナダの iMerciv社が開発した、視覚障がい者用ウェアラブルクリップ。衣服の胸元や袖口などに取り付けて歩き、超音波で前方の障害物を検知すると震動で知らせてくれます。

検知範囲は二択あり、1mか2mかをクリップのダイヤルで設定できるようになっています。障害物が近づくと震動がだんだん激しくなり、50cmになると震動の仕方が変わって強く警告します。誰かと話をしている時など対象物が3秒以上動かない場合は、震動が止まります。

動画はこちら。デモ説明は 0:35 ~ 1:35 あたりです。

視覚障がいの方は白杖を持っているときは、手に伝わる感触に集中しています。他のデバイスと携行する時、スマホのような小さなバイブだと気づかないかもしれません。その点、BuzzClipの震動はバネ仕掛けのアームがパタパタするので、ゆったりとした服を着ていても分かるそうです。

《参考・参照元》
視覚障がい者の安全を確保するウェアラブル端末「BuzzClip」–超音波で障害物検知 | CNET Japan
The BuzzClip: Wearable Ultrasound for the Blind | Indiegogo

(Top photo courtesy of Pixabay)

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