日本で行われている車いすサッカーといえば「手動車いすサッカー」と「電動車いすサッカー」。
手動車いすサッカーは、直径約50cmの大きなボールを手で転がすスポーツ。ボールは重くて固いので、見た目以上に疲れるとか。片手しか使えない人は足を使ってもよいそうです。
電動車いすサッカー(パワーチェアーフットボール)のほうは、車いすに取り付けたフットガードでボールを操ってゴールを狙います。車いすを回転させてロングパスを出したりするプレーが印象的ですね。
比較的新しいスポーツですが、スペインの車いすサッカーも面白そうだったのでご紹介したいと思います。
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スペインの車いすサッカー『Futman』
こちらは、足の代わりに「Futman」と呼ぶ道具を手に持ち、サッカーと同じようにボールを"蹴る"のが特徴です。
シューキーパーに持ち手が付いたような形状で、蹴り方もインサイド/アウトサイド/トーキック/ヒールキックなどいろいろバリエーションがあり、リフティングもできます。
試合は 1チーム5人、20分ハーフの10分インターバルです。今までの車いすサッカーと違い、空中のボールを蹴ったりヘディングも見られます。
動画はこちら。Futmanは55秒あたりから。
サッカーの本場スペインらしく、上手い選手になると華麗なプレーをいろいろ見せてくれます。将来のパラリンピックで種目に選ばれることを期待したいですね。
(Top photo courtesy of Pixabay)