マタニティマークが近づくと優先席のライトが光る『Pink Light – 妊婦さんに配慮を』

「妊娠しています」と周囲に示す マタニティマーク「BABY in ME®」のマークデザインも結構有名ですが、厚生労働省がマークを定めたことによって一気に認知度が上がった感があります。

(妊娠初期は)外見からは見分けがつかないため、「電車で席に座れない」、「たばこの煙が気になる」など妊婦さんにはさまざまな苦労があります。

マタニティマークとは?

  • 妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの
  • さらに、交通機関、職場、飲食店、その他の公共機関等が、その取組や呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するもの

(引用元:マタニティマークについて |厚生労働省

しかし最近、「マタニティマークをつけていると、逆に嫌がらせを受けることもある」という話も聞かれます。ほんの一部の人の話だと思うのですが、残念な状況です。

また、韓国でも公共交通機関で席を譲ってもらったことがない妊婦さんは 64%にものぼるそうです。

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妊婦に席を譲るための IoTソリューション「Pink Light」

韓国・釜山広域市が企画した、妊婦への配慮を促すキャンペーン。金海(キメ)国際空港と釜山市内を結ぶ釜山-金海軽電鉄を利用して実施されました。

この軽電鉄(新交通システム)ではキャンペーン期間中、マタニティマークをつけた妊婦が乗車すると、妊婦用優先席そばの手すり棒に設置された「ピンクライト」が反応して点灯します。座っていた人は光ったピンクライトを見て妊婦さんの存在に気づくので、立ち上がって席を譲るようになります。

ここで使われている技術は、Beacon(ビーコン)という低消費電力のBluetoothを利用した近距離無線技術。キーホルダー型ビーコンを持った妊婦が乗車し、一定の距離内に近づくとビーコン受信機である「ピンクライト」が電波を検知して光るという仕組みです。

ビーコンは電波を検知できる範囲が数十センチから数十メートルといろいろなタイプがありますが、ピンクライトは数十センチのようです。妊婦が優先席のそばに立った時にピンクライトが反応するという設計ですね。

今回のキャンペーンでは、釜山-金海軽電鉄の全車両にピンクライトが設置され、500人の妊婦にビーコンが配布されました。キャンペーンは5日間だけでしたが、今後の本格運用が期待されています。

私はお年寄りには席を譲るほうですが、妊婦さんの場合、「目の前の人、妊婦さんかなぁ違うかなぁ」と迷ったりしてタイミングを逸することがよくあります。ピンクライトだと、光れば条件反射的に(?)立ち上がって「どうぞ」と声をかけることができそうですね。

ハートプラスマークやヘルプマークにもあれば嬉しい

心臓病など内部障がい者も外見からは障害を抱えていることがわからないことがあります。

ハートプラスマークやヘルプマークを付けている人もピンクライトのようなシステムがあれば、席を譲る人、譲られる人、お互い助かりそうです。

Source:
S. Korea uses technology to help pregnant women get seats | The Asahi Shimbun
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(Top photo courtesy of Pixabay)

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