手動車いすユーザーも、街の散歩や遠乗りする時は電動車いすを利用したいと思うことがあるそうです。
手動車いすの電動アシスト化というと、ハンドバイクを前面に取り付けてミニバイクのように操作するタイプが多そうですが、今日ご紹介するのは一般的な電動車いすに変身する製品です。
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「Spinergy ZX-1 Power Add-On」
スピナジーという有名なホイールメーカーが開発・販売している、手動車いすに取り付けて電動化する製品。「ZX-1」単体は、一般的なジョイスティック式電動車いすから座席を取り外したような形になっています。
利用にあたっては、まずキャンバーチューブ(車軸管)を手動車いすに取り付け。初期調整が済んだら、車いすの背後からZX-1を真下に入れ、ジョイスティックコントローラーのボタンを押すことで、自動的にキャンバーチューブをつかんでドッキングします。
製品説明動画はこちら。車いすに取り付けて走行するシーンは 2分20秒~3分45秒あたりをどうぞ。
以前にご紹介した記事「スロープも平気!車いすの移動介助者用スマート・ハンドルバー」では、コントローラー付きの電動車いすが前提でしたが、ZX-1を使うと介助式手動車いすも楽に押していけるかもしれませんね。
- Source:
ZX-1 Power Add-On | Spinergy(※リンク切れ)
(Top photo courtesy of Pixabay)