テレビのリモコン。
実を言うと、テレビを見ている間もリモコンはテーブルの上に置いていない。テレビのそばに置いている。チャンネルを変えるときはテレビの前へ立ち上がって行く。
リモコンの意味がないな。
エアコンのリモコンもそう。テーブルの上にない。
なぜだろう。リモコンのあのデザイン、細長い直方体に小さなボタンを並べたものがなんとなく気に入らないからかな。
「CUBE」ならデザイン的に気に入るかも。
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スマートホーム・デバイス「CUBE」
デザイナーチーム family of the arts によるコンセプトデザインです。
CUBEは一見してただの黒い六面体で、ボタン類が一切ありません。CUBEに触れると、時計や照明などのアイコンが点灯します。
例えば、照明のアイコンがある面を上にし、右に回すと明るく、左に回すと暗くなります。同様に、ミュージックのアイコン面では右回りで音量アップ、左回りで音量ダウンになります。
動画はこちら。端折ってご覧になりたい方は、動画の2分40秒あたりからどうぞ。
CUBEは非常にミニマルなデザインですが、操作は直感的です。どちらかと言えば、アナログな操作インターフェースに近いと思います。
蛇口も右に回せば、水が出ます。昭和のテレビやラジオも、チャンネルや音量つまみは左右に回していました。
CUBEはレトロ回帰を狙ったものではないけれど、デジタル臭を感じさせないデバイスとして今後のデザインの参考になるのではないでしょうか。
(Top photo courtesy of Pixabay)