日本でもおなじみとなった10月31日のハロウィン。子どもたちにとっては、仮装したりお菓子ももらえたりと非常に楽しみな日です。もちろん車いすの子どもたちもワクワクしています。
ハロウィンまでまだ先ですが、今日ご紹介する仮装プロジェクトは準備が大掛かりなようです。
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ハロウィン仮装プロジェクト「Magic Wheelchair」
車いすの子どもたちにハロウィン・コスチュームを製作・提供している NPOプロジェクトです。
きっかけは数年前のハロウィンの時。Weimer夫妻が自分の子どもの車いすを仮装してパイレーツの船にしたところ、周りの子どもたちから羨望のまなざしを受けます。息子も普段と違って得意気です。
そこで他の車いすの子どもたちにも笑顔を届けたいと、昨年Kickstarterに初登場し資金集めに成功します。その後NPOを立ち上げ、2015年のハロウィンは5人の子どもをビデオ審査で選ぶことにし、再びKickstarterに登場。今年も資金調達に成功しました。
このプロジェクトには、特殊メイクの学校 Stan Winston Schoolも協力しています。スタン・ウィンストンは「ターミネーター」や「ジュラシック・パーク」などの特殊効果を手がけた有名な人ですね。
動画に出てくるDragonは、昨年のKickstarterで資金調達して製作したものだそうです。
車いすならではの壮大なコスチューム。しかも映画に出てくるキャラクターそっくり。周りの子どもも羨ましがっています。仮装コンテストがあれば間違いなく一番でしょう。
今年はどんなコスチュームができあがるのか、新たな映像を期待したいと思います。
LICOPALではこんな記事も書いています。
目の不自由な子どもたちもエッグハント「Beeping Easter Egg」
- Source:
- The Magic Wheelchair by Magic Wheelchair | Kickstarter
- Help Magic Wheelchair Put a Smile on Every Kid in a Wheelchair | GeekTyrant
(Top image courtesy of Pixabay)