山間部の買い物難民にドローン、市街地ではStarship宅配ロボットがいいかも

政府が宅配ドローンの実用化に向けて規制緩和を加速する方針を打ち出しました。日本経済新聞によると、「ドローンによる荷物配送は3年以内に離島や中山間地で可能にする」と表明したようです。

すでに半年以上前から「MIKAWAYA21のドローン宅配サービス」がテストフライトしていますが、山あいの集落に住む買い物難民の高齢者には欠かせないものになりそうです。

MIKAWAYA21の場合は各地域の新聞販売店をドローン基地にしているので、高齢者たちは顔なじみの新聞配達屋さんに気軽に買い物を頼めるという雰囲気があります。また都会と違って、庭先などドローンが着陸するためのスペースだってあります。

一方、住宅が密集している都市部ではドローンを飛ばすのにクリアしなければならない課題が多すぎます。市街地の買い物難民のためにネットスーパーがありますが、今日ご紹介する「歩道を走る配達ロボット」も救世主になるのではないでしょうか。ドローンよりは安全です。

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歩道を走る近隣配達ロボット

Skypeの共同創業者が新会社 Starship Technologiesを立ち上げ、ローカル配達ロボットを開発しました。2016年に英国と米国の2箇所でパイロット運用開始となっています。

製品名はまだないようですが、シルバーカー(手押し車)を模した自動走行ロボットで、半径5km圏内の個人宅に買い物荷物を運んでくれます。収納スペースにはショッピングバック2つ分の荷物を積むことができ、蓋はスマホアプリによって購入客だけが開けられるようになっています。

歩道上を時速4マイル(約6.4km)とジョギングより少し遅いぐらいのスピードで走り、歩行者優先で人に道を譲ったりもします。グーグルの自動運転車のように横断歩道や信号機も理解するようです。

丸みの帯びたキュートなデザインで、静かに走る。人にも環境にも優しいロボットという感じですね。

アクシデントにも対応できるよう、センターでオペレーターが有人監視しているので、いたずらっ子や泥棒に遭った時は「コラッ!」と注意し、警官に職務質問された時は「今配達中ですわ」と答えることだってできるそうです。

Source:
Startup Developing Autonomous Delivery Robots That Travel on Sidewalks | IEEE Spectrum
Starship Technologies – leading the revolution in local delivery

(Top photo courtesy of Pixabay)

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